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当院では、マイオピン0.01%点眼薬、リジュセアミニ0.025%点眼薬による、小児期の近視進行を抑える「低濃度アトロピン治療」を行っております。![]() ![]() |
【マイオピン点眼薬特徴】 ・副作用がほぼ皆無の近視抑制薬です。 ・近視の進行を平均60%軽減させると言われています。 ・日中の光のまぶしさに影響を及ぼさないため、サングラスもほぼ不要です。 ・目の遠近調節機能(手元を見る作業)に殆ど影響を与えません。 ・毎日就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。 ・点眼薬1本(5ml)は両眼用で1ヶ月間の使いきりです。 ・点眼薬はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。 【リジュセアミニ点眼薬の特徴】 マイオピン点眼薬0.025%に変わり、2025年4月21日に、子どもの近視の進行を抑制する点眼「リジュセアミニ点眼薬0.025%」が発売されました。 リジュセアミニ点眼薬は、参天製薬がシンガポールの国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュート(SERI)と共同開発した、アトロピンを0.025%含有した点眼薬です。マイオピンと同じ低濃度アトロピン製剤であり、近視の進行抑制を効能・効果としています。 リジュセアミニ点眼液の特徴は防腐剤を使用しておらず1回分ずつの容器にパッケージされ使い捨てになっていることです。参天製薬が得意とする製造技術を使用し、使い捨てパッケージにすることで、防腐剤を入れなくても長期保存が可能になりました。 点眼薬に入っている防腐剤は短期なら問題になりませんが、何年にもわたる長期使用の場合は、角膜に影響を及ぼす可能性がありますが、このリスクを考慮して防腐剤フリーになっている点が優れた特徴です。 ・マイオピン点眼薬と同様問題となる副作用はほぼありません。 ・低濃度アトロピンの副作用として、アトロピンの散瞳効果と調節麻痺効果によるしまぶしさ(羞明)と手元のぼやけがありますので、必ず就寝前に点眼すること。 ただ濃度が低いため程度は軽く、長時間続かないため、寝る前に使用すれば日中への影響は少ない。 ・防腐剤を含まない1回使い捨てタイプ(マイオピンとの違い) ・点眼後1度容器の先端を取り外したものは、薬液が残っていても点眼せず必ず破棄。 ・1箱30本入り。30日分 ・リジュセアミニ点眼液は厚生労働省から認可されています。 |
このようなお子様におすすめ
・軽度または中程度(-1D~-6D)の近視の方 ・5歳~15歳の方 ・就寝前の点眼が可能な方 ・定期検査が可能な方 |
治療を受ける上での注意点
・保険適用外(自費診療)となるため保険診療と同日に処方が出来ません。 ・最低2年間使用を継続することをおすすめします。 ・点眼薬のみの受け取りは出来ません。必ず診察が必要です。 ・3か月ごとの定期的な診察が必要です。 ・近視が進まないようにするのが目的の治療です。この治療によって視力が回復するわけではありません。 |
低濃度アトロピン点眼薬治療の費用
低濃度アトロピン点眼薬の治療は自費診療です。(すべて税込表示) ★オルソケラトロジーと併用・オルソ定期検査と同日処方の場合★ ・一般価格より1本あたり550円お安くなります。 ・診察・検査料はオルソケラトロジー定期検査と同日処方の場合マイオピン点眼診察・検査料は不要。 ★点眼薬の費用★
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診療スケジュール

【休診日】水曜午後、日祝日
【完全予約】月火木金 17:00~18:00/土曜日
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