かわさき眼科

〒562-0012 大阪府箕面市白島1丁目2番15号 ラポール白島1F
医療法人佳佑会 かわさき眼科
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近視の進行を抑える低濃度アトロピン点眼薬『マイオピン』 『リジュセアミニ』

当院では、マイオピン0.01%点眼薬、リジュセアミニ0.025%点眼薬による、小児期の近視進行を抑える「低濃度アトロピン治療」を行っております。
 

【マイオピン点眼薬特徴】
・副作用がほぼ皆無の近視抑制薬です。
・近視の進行を平均60%軽減させると言われています。
・日中の光のまぶしさに影響を及ぼさないため、サングラスもほぼ不要です。
・目の遠近調節機能(手元を見る作業)に殆ど影響を与えません。
・毎日就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。
・点眼薬1本(5ml)は両眼用で1ヶ月間の使いきりです。
・点眼薬はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。

【リジュセアミニ点眼薬の特徴】
マイオピン点眼薬0.025%に変わり、2025年4月21日に、子どもの近視の進行を抑制する点眼「リジュセアミニ点眼薬0.025%」が発売されました。
リジュセアミニ点眼薬は、参天製薬がシンガポールの国立眼科・視覚研究所であるシンガポールアイリサーチインスティテュート(SERI)と共同開発した、アトロピンを0.025%含有した点眼薬です。マイオピンと同じ低濃度アトロピン製剤であり、近視の進行抑制を効能・効果としています。

リジュセアミニ点眼液の特徴は防腐剤を使用しておらず1回分ずつの容器にパッケージされ使い捨てになっていることです。参天製薬が得意とする製造技術を使用し、使い捨てパッケージにすることで、防腐剤を入れなくても長期保存が可能になりました。 点眼薬に入っている防腐剤は短期なら問題になりませんが、何年にもわたる長期使用の場合は、角膜に影響を及ぼす可能性がありますが、このリスクを考慮して防腐剤フリーになっている点が優れた特徴です。

・マイオピン点眼薬と同様問題となる副作用はほぼありません。
・低濃度アトロピンの副作用として、アトロピンの散瞳効果と調節麻痺効果によるしまぶしさ(羞明)と手元のぼやけがありますので、必ず就寝前に点眼すること。 ただ濃度が低いため程度は軽く、長時間続かないため、寝る前に使用すれば日中への影響は少ない。
・防腐剤を含まない1回使い捨てタイプ(マイオピンとの違い)
・点眼後1度容器の先端を取り外したものは、薬液が残っていても点眼せず必ず破棄。
・1箱30本入り。30日分
・リジュセアミニ点眼液は厚生労働省から認可されています。

このようなお子様におすすめ

・軽度または中程度(-1D~-6D)の近視の方
・5歳~15歳の方
・就寝前の点眼が可能な方
・定期検査が可能な方

治療を受ける上での注意点

・保険適用外(自費診療)となるため保険診療と同日に処方が出来ません。
・最低2年間使用を継続することをおすすめします。
・点眼薬のみの受け取りは出来ません。必ず診察が必要です。
・3か月ごとの定期的な診察が必要です。
・近視が進まないようにするのが目的の治療です。この治療によって視力が回復するわけではありません。

低濃度アトロピン点眼薬治療の費用

低濃度アトロピン点眼薬の治療は自費診療です。(すべて税込表示)

★オルソケラトロジーと併用・オルソ定期検査と同日処方の場合★

・一般価格より1本あたり550円お安くなります。
・診察・検査料はオルソケラトロジー定期検査と同日処方の場合マイオピン点眼診察・検査料は不要。

★点眼薬の費用★

Myopine0.01%  診察 検査費用
点眼薬費用
マイオピン治療(一般価格)
1,100円
3,630円(1本)
オルソケラトロジー併用
オルソ定期検査代に含む
3,080円(1本)

リジュセアミニ0.025% 
診察 検査費用
点眼薬費用
1箱30本入
マイオピン治療(一般価格)
1,100円
4,380円(1箱)
オルソケラトロジー併用
オルソ定期検査代に含む
3,830円(1箱)


診療スケジュール

診療時間

【休診日】水曜午後、日祝日
【完全予約】月火木金 17:00~18:00/土曜日

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