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日本の近視人口は毎年増加傾向にあり、特に子供の近視が深刻化しています。 |
近視のしくみ
近視とは、遠くを見るときにピントが網膜より前に結んでしまい像がぼやける状態です。子どもの近視進行は眼球が楕円形に伸びてしまうこと(眼軸長が伸びる)が主な原因です。 |
治療
●オルソケラトロジー ●点眼治療 |
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夜寝る前に専用コンタクトレンズをつけて、就寝中に角膜の形状をやや平坦化させ、視力を回復させることで日中の裸眼生活が可能になります。 角膜が柔らかい子供の頃から始めるほど、近視進行抑制効果が高まると言われています。
オルソケラトロジーは、近視治療において最先端の技術です。
当院院長は2016年よりオルソケラトロジー認定医として多くの症例を扱ってきました。 豊富な経験により1人1人の目の状態、生活スタイル、目的に沿ったレンズ選びをし確かな治療プログラムを行っています。
当院では2種類のレンズを採用! |
メリット
・日中の裸眼生活が可能 ・手術の必要がない ・近視進行を抑える効果があるといわれている ・角膜の柔らかい子供には特に効果が期待できる ・レンズの装用をやめると角膜の形状が元に戻る ・心理的負担が少なく始められる ・近視性乱視も矯正可 ・裸眼でスポーツができる ・装用時のレンズの破損やズレのリスクが低い |
予測される合併症
従来の昼間装用のハードコンタクトレンズと同じ合併症が起こる可能性があります。 角膜の炎症、結膜炎、充血、眼ヤニ、痛み、角膜新生血管、感染症、角膜へのレンズの固着、レンズのズレ、角膜浮腫、角膜内皮障害、乱視や光のにじみなど. これらの合併症が起こらないように、使用方法を守り定期検査を受けることが大切です。 |
治療の流れ
① 初診のご予約 ご予約をお願いします。お電話またはご来院時にご予約をお願いします。 現在、コンタクトレンズを装用中の方は、適応検査までの間以下の期間装用を中止してください。 ハードコンタクトレンズ・・・7日間 ソフトコンタクトレンズ・・・3日間 乱視用ソフトコンタクトレンズ・・・5日間 |
② 適応検査 【所要時間約60分】 ・問診 ・視力検査 ・眼圧検査 ・細隙灯顕微鏡検査 ・ケラトメーター検査(角膜曲率半径とディオプター測定) ・角膜内皮細胞検査 ・トポグラフィー(角膜形状解析検査) ・涙液検査 ・カウンセリング →オルソケラトロジーが適応かどうか診断します。 適応検査費用は、5,500円(税込)です。 |
③ テスト装用 オルソケラトロジー適応と判断された場合は、院内でレンズの取り扱いのご説明、装用の練習をします。(約1時間~1時間半程度) お時間がかかりますので、後日のご予約でもかまいません。また、レンズがお取り寄せになる場合は、入荷後のご案内となります。 院内でレンズの装用練習、検査をしたあと、1週間トライアルレンズを貸し出しします。 貸出の際に、保証金をお預かりします。(片眼 33,000円(税込)、両眼 66,000円(税込)) レンズ返却時に、保証金は全額ご返金いたします。 テスト装用時のケア用品は、貸出ではなく感染予防のため個々に新品をお渡しします。 (注意) ① 正常な状態でのレンズ返却をお願いします。破損・紛失時は別途レンズ代をいただきます。 ② トライアルレンズお渡し時の領収書をお持ちください。 |
④ 治療開始 (本装用) ・1週間の装用テスト後、再受診していだき問題がなければ、本装用が可能です。 ・オルソケラトロジーは自費診療となります。 片眼77,000円(税込) 両眼 154,000円(税込) ・ケア用品は別途ご購入いただく必要がございます。 当院では、「1年目ケア用品無料券(約12,000円相当)」をお渡ししています。 医療費控除対象外のケア用品のご負担を少しでも軽く、また正しいレンズケアをしていただくためにケア用品無料券をご利用ください。 |
⑤ 定期検査 1週間後、1か月後、3か月後、以降3ヶ月毎定期検査を受けていただきます。 定期検診費用は 3,300円(税込)です。 レンズ交換の目安はは2年前後となります。 |
保証について
マイエメラルド |
ブレスオーコレクト | |
【処方交換】 |
3か月以内片眼1回ずつ無料 |
6か月以内片眼1回ずつ無料 |
【破損】 |
6か月以内片眼1回ずつ無料 |
12か月以内片眼1回ずつ無料 |
【紛失】 |
全額患者様負担 1枚 44,000円(税込) |
全額患者様負担 1枚 44,000円(税込) |
医療費控除について
オルソケラトロジー治療は医療費控除の対象になりますので、10万円を越した費用は補助が得られます。 ただし、ケア用品は医療費控除対象外です。 詳しくは下記、国税庁による回答ページをご覧ください。 →オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除 |
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当院では、マイオピン(0.01%および0.025%)という点眼薬による、小児期の近視進行を抑える治療を行っております。 |
【マイオピンの特徴】 ・副作用がほぼ皆無の近視抑制薬です。 ・近視の進行を平均60%軽減させると言われています。 ・日中の光のまぶしさに影響を及ぼさないため、サングラスもほぼ不要です。 ・目の遠近調節機能(手元を見る作業)に殆ど影響を与えません。 ・毎日就寝前に1滴点眼するだけの、非常に簡単な治療法です。 ・点眼薬1本(5ml)は両眼用で1ヶ月間の使いきりです。 ・点眼薬はGMP(医薬品製造管理および品質管理基準)準拠の工場で製造されています。 |
このようなお子様におすすめ
・軽度または中程度(-1D~-6D)の近視の方 ・6歳~12歳の方 |
治療を受ける上での注意点
・保険適用外(自費診療)となるため保険診療と同日に処方が出来ません。 ・初回で受ける屈折検査は瞳孔を開く目薬を使用して検査するので 1~2日程見えづらい状態が続きます。 ・最低2年間使用を継続することをおすすめします。 ・点眼薬のみの受け取りは出来ません。必ず診察が必要です。 ・3か月ごとの定期的な診察が必要です。 ・近視が進まないようにするのが目的の治療です。この治療によって視力が回復するわけではありません。 |
マイオピン治療の費用
マイオピンの治療は自費診療です。(すべて税込表示)
★オルソケラトロジー治療と併用の場合は、 Myopine0.01%・・・2,750円 Myopine0.025%・・・3,300円 →1本あたり550円お安くなり、診察・検査料はオルソケラトロジー定期検査と同日であれば0円となります。 |
診療スケジュール

【休診日】水曜午後、日祝日
【完全予約】月火木金 17:30~18:30/土14:00~16:00
※社保・国保 各種保険取り扱い